石の買い付け in Thailand (前)


ずいぶんと間が空いてしまいましたが久しぶりにブログの更新します。
me.ieのデザイナーです。

先週はるばるタイまで石の買い付けに行ってきました。
タイはルビー・サファイアの産地があり、宝飾のマーケットがとても大きいです。
日本ではなかなかお目にかかれない個性のある石や変わったカットの美しい石に出会える可能性があります。
まずは飛行場から大都市バンコクへ。ジュエリー街を回ります。

タイは今雨が少なく気温が低い過ごしやすい時期。
それでも真冬の日本からくればよっぽど蒸し暑いですが。
中華系の方も多いバンコクはちょうど旧正月の真っ最中で市内全体がお祭りムードでした。
デパート前には大きなセットが組まれ獅子舞が練り歩きます。


セット派手ですよねぇ。決して日本と遠くはないけれど、どこか感覚が違う配色というか、色合いが面白いです。
ちなみに向かい側には干支の貼りの大きな人形。
凛とした立ち姿のお戌さまはまっ黄色でいかにも縁起良さそう。
表情もちょっとアンニュイなイケメンです。




ちらっ。
じつは他の干支たちをチラ見しているだけだったり。

他にも爆竹がそこら中で鳴ったり、お祝いカラーの赤色に犬のイラストがプリントされたTシャツを皆お揃いで着ていたり。完全に浮かれ気分です。
ショーウィンドウのマネキンも獅子舞姿でお出迎え。


斬新かつスタイリッシュ獅子舞。日本人にはない発想です。
いや、原宿当たりならやってそうかも。

市内にはタイブランドがたくさん入ったビルがあり、タイ人デザイナーのジュエリーブランドももちろんあります。
日本の小ぶりなジュエリーと違い大振りで大胆なデザインが多いです。
さりげないジュエリーより派手な色合いの洋服にも負けないパンチのあるものが好まれます。
画像は掲載できないので、良ければ検索してみてくださいね。


デパート内もおしゃれな雰囲気です。店舗デザインもかなり凝ってます。
タイの人は朝がゆっくりなので開店直後は人が少なくゆっくり回ることができました。
日本人の方もチラホラ。



朝がゆっくりなためか、タイでは夜のマーケットが数多くあります。
そのなかで今回はアジアンティーク ザ リバーフロントに行ってきました。
高速で回転する観覧車がシンボルの川沿いにある若い人の多い場所です。





川沿いは周囲の照明の数も少なくライトアップがいい感じです。
日本でいうと横浜の赤レンガ倉庫みたいな雰囲気でしょうか。
屋外で氷の入ったビールを飲みながらご飯を食べ、食後の腹ごなしに買い物を楽しめます。





でもやっぱり仏像が売ってたりするあたり、タイらしい。
観光客も楽しめるよう手軽に買えるお土産や洋服も多いです。
でもとにかくお店の数が多いので、マーケット内を一周するだけでビール一杯分の汗がかけます。

文化の違う場所に行くのは刺激的で発想の引き出しを増やしてくれる気が毎回します。
色合いや物のフォルム、文字の線一つとっても新しい発見があり、純粋に感動できる。
その感動を新しいイマジネーションとしてどう自分なりに表現してくのか。
それがデザイナーの「らしさ」につながるのかな。
難しい。



あっ、石の話してない。



という訳で次は買い付けのお話しと購入した石たちのお話をします。
できれば早めに更新したい…。


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